廃車手続きを行ったら自動車としては終わり

自動車というのは走るものです。走らなくなった自動車というのは、自動車としての意味をなしません。そういう意味では自動車は馬とよく似ているかもしれません。馬も走れなくなってしまうと生きていけなくなるため、苦しんで死んでいくのを待つよりも安楽死させるという手段をとるそうです。自動車にとって廃車手続きを行うということは、馬の安楽死と同じ行為とも言えます。ただ馬と違い、本当に走れなくなった自動車のみが廃車になるというわけではないというところがあります。ですが、廃車手続きを行うということは所有者の抹消登録を行うということでナンバープレートが取り外されます。日本ではナンバープレートのない車は公道を走ることができません。

そのため、たとえまだ走ることができていても法律的に走ることができなくなってしまうのです。そして廃車手続きにはもう一つ車両の解体というものが付いてきます。走ることはおろか解体されてしまってはもう自動車としては終わりです。先ほどの馬の例で言えば、まだ治療すれば走れるけれど治療費が高くて払えないのでこのまま安楽死させようというようなものです。生き物で例えるとなんてひどい話だと思われるかもしれませんが、一般的に自動車というのはそういう位置付けなものとして扱われています。廃車手続きを行う際にはそれまで走ってくれた車に感謝して手続きを行って欲しいものです。